結論から言うと、
ブラウザでパスワードを自動保存することは危険です!
【なぜ危険なの?】
●ブラウザの暗号化が不十分である
ブラウザはパスワードを暗号化して保存しますが、暗号化の仕組みに問題があります。
暗号化キーが予測されやすい場所に保存されているため、攻撃者に暗号化キーを盗まれるリスクがあります。
●第三者によって、簡単にアクセスされる
ブラウザは、常時ログインされていることが多いです。
つまり、パソコンが第三者に使われてしまえば、ブラウザに自動保存されているパスワードにアクセスすることができます。
もしもパソコンが盗まれたら、クレジットカード情報や個人情報などが簡単に盗まれてしまいます。
●追加のセキュリティ認証が不足している
ブラウザのパスワード管理には、二段階認証や多要素認証などの、追加のセキュリティ機能がありません。
そのため、自動保存されたパスワードが漏洩するリスクが非常に高いです。
●マルウェアやウイルスの標的になりやすい
ブラウザは、マルウェアやウイルスの標的になりやすいです。
マルウェアやウイルスに感染すると、自動保存されたパスワードが一気に危険に晒されます。