個人情報流出を防ぐための対策は？～企業編～パソコントラブルなら、神戸・三宮のパソコン修理店「PCデザイン」まで！

近年、「企業から個人情報が流出された」というニュースを目にすることが多くなりました。

「セキュリティ対策」といっても、具体的にどうすればいいの？という疑問も多いと思います。今回は、セキュリティ対策について具体的に解説していきます！

個人情報を流出させてしまったら、刑事罰の対象になるほか民事上の損害賠償責任を負うことになります。

また、最大1億円の罰則金を科せられる場合もあります。

その他にも、「原因調査や顧客対応によるコストの発生」「企業の社会的信用の低下」「顧客減少による業績悪化」「問い合わせ対応などによる業務のひっ迫」などのリスクがあります。

◆不正アクセスやウイルス感染による流出

最も多い原因が、不正アクセスやウイルス感染によるものです。

個人情報を扱う事業者は、セキュリティ対策が最重要です。

◆人為的ミス

・メールの誤送信による個人情報流出

・個人情報が記載されている書類をシュレッターにかけずに廃棄した

◆USBメモリやパソコンなどの紛失

・個人情報を保存しているUSBを会社から持ち出し紛失した

・社外のパソコンにUSBを接続したあとの抜き忘れ

・USBをパソコンを持参したまま飲み会に参加し、飲食店や電車などに置き忘れた

個人情報の社外への持ち出しは、盗難などにもつながるため細心の注意が必要です。

◆職員による個人情報の持ち出し

・職員が個人情報を持ち出して、業者に売却

・元従業員が不正アクセスをして、個人情報を流出させた

・職員が個人情報をコピーし、不正に持ち出し

◆パスワード安全に管理する

パスワードを何年も更新していないと、退職した従業員が不正にアクセスし、個人情報を流出させることは容易です。

３ヶ月に1回、パスワードを更新することが理想的です。

◆OSのアップデートを怠らない

OSをアップデートせずに使用していると、脆弱性と呼ばれる不具合が発生します。

この脆弱性により、ウイルスに感染するリスクが非常に高くなるため、OSを常に最新の状態に保つことが重要です。

◆セキュリティ対策を万全に行う

企業向けのセキュリティ対策ソフトの導入、ウイルスソフトを導入してウイルス対策を行うことも重要です。

◆社外に個人情報を持ち出す際のルールを定め、徹底する

・持ち出す必要のない個人情報は持ち出さない

・持ち出す人物、目的、日時、社内に持ち帰った日、資料の内容などを明確に分かるようにする

社外に持ち出す個人情報は、最低限のものになるように徹底しましょう。

また、職員への個人情報の取り扱いについてのリテラシーを高めることも重要です。